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こんにちは。Vnの佐藤均です。
最近、会社の寮から追い出されました。
早速、7/11の練習の様子をお伝えしましょう。
7/11放送の『南極大陸』は、鈴木・Fiordland・桂太郎氏。
昨年緊急来日してから数多くの弦楽器奏者を育て上げた、若き音楽家です。
今回は、その桂太郎氏と彼の教える生徒たちの半日を、追いました。
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鈴木・F・桂太郎氏の朝は早い。
朝9時前。
練習会場に、彼が現れる。
とてもペンギンとは思えない、しっかりした足取りだ。
やがて彼が教える生徒たちも、ちらほらと現れる。
眠い目をこすりながら互いに挨拶を交わし、そして練習の時間になった。
練習はまず、チューニングから始まる。
「よい1日の始まりはよいチューニングから、です」
「僕はいつも、最高のチューニングで眠った頭を覚ますんです。たまに逆に、チューニングしてて寝ちゃう生徒もいるんですけれどね(笑)」
チューニングの際には、大音量ではなく小さめ…mpくらいの音量で楽器を鳴らすのがよい、と桂太郎氏は言う。
それは1.他の音を「聴きにいく」耳の状態をつくる、2.楽器の弾き方による音のブレを無くす、という理由によるもの。
合奏のチューニングも割と適当に行われる傾向があるが、じっくりと丁寧なチューニングを心がける必要がありそうだ。
「チューニングは決して疎かにしてはいけない。普段からしっかり音を聴いて耳を鍛えるようにね」
力強く頷く生徒たち。
いずれ彼らの中から、立派なチューニング職人が生まれるのかもしれない。
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チューニングが終わったあたりから、更に生徒の数が増える。
狭い室内が熱気であふれかえるものの、桂太郎氏は相変わらず涼しい顔だ。
南極出身なのになぜ平気なのかと問うと、どうやらフォースの加護らしい。
感服。
限られた時間の中で、演奏練習に着手。
今回の練習曲は、スターウォーズ組曲の3~5曲目だ。
「帝国のマーチ、同じリズムが続くけれどテヌートやsfz、アクセント記号を意識して、単調にならないようにね。全体を通じての音量変化も注意してみて」
「ヨーダのテーマは、現実的な音は出さないで。非現実的で不思議な世界。ラストはほら、天に帰るよーだ」
「王座の間は、序盤のマーチ部分は弓のスピードを使って勇ましく!」
生徒たちはまだほとんど練習しておらず、たどたどしい演奏が行われていたが…桂太郎氏の手により、演奏が色を、形を帯びていった。
まだまだ未熟だが、今の時期としては及第点の演奏だったのではないだろうか。
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やがて練習は終わりを告げる。
誰の表情にも疲労が見られるが、それ以上に輝く笑顔が印象的だった。
次回の練習もまた、素晴らしいひと時になることだろう。
鈴木・F・桂太郎氏、そしてLad!Orchestraの行く末に、どうか幸あれ。
終
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制作・著作 Lad!Orchestra
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まぁ、こんな感じです。多少脚色入ってますが、そんなに間違ってはいない…とは思うのですが。何かありましたら、補足お願いしますね。
ちなみに、↑の内容に加えてこうもり序曲(前回の分奏の宿題)も少しやりました。宿題継続です。
練習の後は、戦士の休息、ランチタイム。近くのジョナサンで僕とWEP!とても水っぽ…みずみずしい冷やし中華をいただきました。
人体の7割は水でできています。おかげで午後の練習も無事に乗り切れましたとさ。
以上、引っ越したばかりで、せんべい布団暮らしのアリエッティ状態な均がお送りしました。